支援の概要
静岡県沼津市の有限会社宮内製作所様は、昭和34年の創業以来、板金加工を中心に事業を続けてこられました。現在の社長は4代目で、デザイン設計技術を持ち、アウトドア用品の企画・販売をするグループ会社ASOBU株式会社を立ち上げて製品開発をされています。
過去に何度か補助金申請をご自身で行い、2回採択された経験もお持ちでしたが、「社長業に専念したい」という思いからシェアビジョンへご依頼いただき、2次元レーザ加工機の導入による業態転換計画を支援しました。
| 活用した補助金 | 事業再構築補助金 |
|---|---|
| 計画に要した期間 | 2ヶ月 |
| 投資対象 | 2次元レーザ加工機 |
支援を依頼しようと思った経緯
過去にご自身で補助金申請を行い、2回採択された経験もある宮内様。それでも、なぜ当社に依頼しようと思われたのか、その理由を訊ねると、次のように答えてくださいました。
社長業に専念したかったからという一言に尽きます。補助金の申請は、書類をそろえたり、決算書の数字を拾ったりと、普段の仕事とは違う慣れていないことをやるのが、とにかく大変でした。3週間くらいかかりっ切りになってしまうし、その間は本業に手が回らなくなってしまってました。
有限会社宮内製作所 代表取締役 宮内 保昌 様
採択されれば努力も報われますが、必ずしも採択されたことばかりではなかったそうです。
あれだけ時間をかけて準備しても不採択となった時は、時間を費やしたことが全て無駄となったと感じました。社長である私がもっと他にやらなければならない仕事があり、そこに集中した方が事業を推進していけます。自分にしか出来ないことに時間を割こうと決めました。
有限会社宮内製作所 代表取締役 宮内 保昌 様
業態転換の内容
長年の板金加工で培った技術とデザイン設計力を土台に、アウトドア用品の開発へ踏み出す計画としてまとめました。
従来からの板金加工事業
マシニング切削加工や曲げ加工、レーザー加工、溶接加工などを組み合わせ、導体部品・金物部品をはじめとする金属製品を手がけてこられました。
2次元レーザ加工機の導入による新製品開発
補助金は2次元レーザ加工機の導入に活用し、新製品開発のさまざまな展開を実施。携帯性・耐久性の高いロケットストーブ等のアウトドアグッズの開発へつなげています。
デザイン性・技術力が評価され受賞
焚き火台では、デザイン性や技術力が評価され、賞も受賞されています。

任せてみた感想
いざ任せてみると、時間以上のメリットも感じたといいます。
自分で申請書を作ると、先入観が邪魔をするんですよね。コンサルタントと話をしながら計画をすると、外からの視点で事業を見て客観的な意見をいただけるので、自分では考え付かない計画になる。考えを話すことで、改めて自分の考えが整理されて、新たな発見をすることもありました
有限会社宮内製作所 代表取締役 宮内 保昌 様
今後の期待
今後は、アウトドア関連を中心に10品目の製品を作り、ブランドを確立したあとで、最終的には防災関連の商品を提供できるようになることが目標であるといいます。
売上高としては10億円を目指したいと考えています。そのためにどういった手順で事業展開していったら良いか、シェアビジョンさんには、コンサルタントとして補助金の活用支援だけでなく、事業展開を図っていくためのアドバイスをもらいたいです
有限会社宮内製作所 代表取締役 宮内 保昌 様
担当者のコメント
自社の強みである素材の特徴を活かしたデザイン設計力・板金加工技術をしっかり把握されており、その中で、新たなブランドを立ち上げ展開していく目標を掲げていらっしゃいます。非常に柔軟性があり、新しい取り組みへ積極的に取り組もうとされているその姿勢は、私自身も非常に勉強になります。
担当コンサルタント 小林
本計画を通じて「従業員の幸福」と「地域への貢献」を目指す宮内社長のビジョンの実現を、当社としてもできる限りサポートしていきたいと思います。
※本事例は、代表取締役 宮内 保昌 様への取材をもとに構成しています。
会社概要

| 社名 | 有限会社宮内製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県沼津市西島町3-1 |
| 事業内容 | 金属製品のマシニング切削加工、旋盤切削加工、曲げ加工、シャーリングによる切断加工、複雑形状へのレーザー加工、溶接加工 等 |
| Webサイト | https://miyauchiseisaku.co.jp/ |