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申請枠解説・過去の制度との変更点

ものづくり補助金15次公募以降の変更点について

2022年12月に令和4年度2次補正予算の概要が発表されました。ものづくり補助金14次公募はこの補正予算によって見直しや拡充が図られ、複数の変更点が発生しました。
ものづくり補助金15次公募は、14次公募における変更点に加えて、『賃上げ加点の拡充』が実施されます。ものづくり補助金の申請を検討している方は本記事をご参考ください。

賃上げ加点の拡充について

事業計画期間(補助事業完了年度の翌年度以降)における給与支給総額と事業場内最低賃金をそれぞれ以下(ア)もしくは(イ)の通りとする計画を有し、事務局に誓約書を提出している事業者に対して加点を行ないます。

(ア)給与支給総額 年率平均2%以上増加
あるいは
年率平均3%以上増加

事業場内最低賃金 毎年3月、地域別最低賃金より+60円以上の水準
あるいは
毎年3月、地域別最低賃金より+90円以上の水準

(イ)給与支給総額 年率平均6%以上増加
事業場内最低賃金 毎年3月、地域別最低賃金より+30円以上の水準
かつ
毎年+45円以上ずつ増加(初回は応募時を起点とする)

今回15次公募で追加された項目は上記の(イ)の部分です。

なお、大幅賃上げによる補助上限の上乗せ額については14次公募より変更はありません。具体的には以下のように引き上げが可能です。

【通常枠、デジタル枠】5人以下:750万円+100万円=850万円 6~20人:1,000万円+250万円=1,250万円 21人以上:1,250万円+1,000万円=2,250万円
【グリーン成長枠(エントリー枠)】5人以下:750万円+100万円=850万円 6~20人:1,000万円+250万円=1,250万円 21人以上:1,250万円+1,000万円=2,250万円
【グリーン成長枠(スタンダード枠)】5人以下:1,000万円+100万円=1,100万円 6~20人:1,500万円+250万円=1,750万円 21人以上:2,000万円+1,000万円=3,000万円
【グリーン成長枠(アドバンス枠)】5人以下:2,000万円+100万円=2,100万円 6~20人:3,000万円+250万円=3,250万円 21人以上:4,000万円+1,000万円=5,000万円

ものづくり補助金は令和6年度まで継続予定

ものづくり補助金は15次締切り以降も令和6年度まで継続して切れ目なく実施される見込みとなりました。3カ月ごとに公募開始と締切りを繰り返していくイメージです。

ものづくり補助金の申請を検討されている方は、15次公募以降の要件について認定経営革新等支援機関にご相談ください。

この記事の著者

シェアビジョン株式会社代表取締役

小林 卓矢

1979年5月生まれ。 2002年に明治学院大学卒業後、株式会社エフアンドエム(東証JASDAQ上場)へ入社。 事業本部長として、中小企業向けに事業計画策定による金融支援から各種補助金申請のコンサルティングサービスの新規事業を立ち上げ、ものづくり補助金では2000社以上の企業を支援する。経済産業省主催の中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン策定検討会に検討委員として、ガイドライン策定にも関与。 入社当初の起業の目標を実現すべく、2017年5月にシェアビジョン株式会社を設立し、現在に至る。